3.災害からくらしを守るくふう②
新上五島町でも、これまでに自然災害で多くの被害が出ました。そこで、同じような被害を出さないためにどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。
大きな被害(ひがい)を出した青方地区の洪水(こうずい)
河川改修(かせんかいしゅう)工事の様子
平成4年から、長崎県の事業として、河はばを広げる工事を始めました。増水時の水位を下げることで、海まで安全に流すことができるようになりました。
令和元年7月の大雨でも、安全に水を流すことができ、浸水被害(しんすいひがい)は発生しませんでした。
中尾川(榎津郷)の砂防工事
長崎県の事業で、土砂(どしゃ)の流出(りゅうしゅつ)をふせぎ、町の人々の安全を守る整備(せいび)が行われています。また、じっさいの様子を見学したり体験したりする「親と子の工事見学会」を開催(かいさい)し、町の人々へ災害(さいがい)にそなえる取り組みを広げる活動にも取り組んでいます。