3.長崎県のすがた
2.交通のようす「陸の交通」
鉄 道(てつどう)
長崎県の主な交通網
 あこちゃんたちは、地図を参考に、鉄道のようすを調べました。
 県内13の市のうち本土にある9の市が鉄道でつながっていることが分かりました。通勤や通学で鉄道を利用する人々も多く、また品物の輸送にも大きな役割を果たしています。
 なお、人口の多い長崎市や佐世保市は、列車の発着駅として、遠くは、東京や大阪などの大都市と直接結びついています。
道 路(どうろ)
女神大橋(めがみおおはし)
 次に県内の国道や県道などの主な道路について調べてみました。道路地図を見ると、県内の各地が道路でつながっていることがわかります。
 国道は国が、県道は長崎県がつくり、交通を便利にし、安全を守るために、道幅を広げたり、直線にしたり、修理したりしています。
 平成2年には、長崎自動車道が多良見インターチェンジまで、平成16年には、長崎インターチェンジまでつながり、さらに長崎出島道路ができ、長崎市内中心地までスムーズに通行できるようになりました。
 島が多い長崎県では、橋をかけることも大切です。
 平成11年には、西海市に大島大橋が完成しました。西彼杵半島と造船所のある西海市大島町をつなぐ橋で、造船や観光などいろいろな産業の発展に役立っています。
 また、平成17年度には長崎市の木鉢町と戸町との間に女神大橋ができ、とても便利になりました。長崎県にはこのような橋がいくつもつくられ、島と島,島と本土との交通を大変便利にしています。